私、高校2年生の佐藤美咲です。今日は、私がナチュラルメイクと出会って人生が変わった体験をお話ししたいと思います。
去年の春、入学したての頃の私は、とても内向的な性格でした。クラスメイトと話すのも緊張して、いつも下を向いて歩いていました。そんな私の人生を大きく変えたのが、メイクとの出会いだったんです。
最初は全く化粧の仕方がわからなくて、YouTubeを見ながら練習していました。でも、厚塗りメイクは学校では浮いてしまうし、かといって素顔のままでは自信が持てない…。そんな時、母が私にナチュラルメイクを教えてくれたんです。
「美咲、メイクは自分を引き立てるためのものよ。隠すためじゃないの」
母の言葉は、今でも心に残っています。それからというもの、私は毎朝15分だけ早起きして、丁寧にナチュラルメイクを施すようになりました。
まず、化粧下地で肌をととのえます。私の場合は、毛穴が気になるので、毛穴をカバーできる下地を選びました。ベースメイクは薄づきのBBクリームを使って、肌の凹凸や赤みを自然にカバー。コンシーラーは必要な部分だけに使うのがコツです。
次に、眉毛は太すぎず細すぎない、自然な太さに整えます。眉マスカラで色をつけると、顔立ちがくっきりしますよ。アイメイクは、ブラウン系のアイシャドウを使って二重幅に軽くのせるだけ。つけまつげは使わず、ビューラーでまつげをカールさせて、ブラウンのマスカラをつけます。
チークは、指でポンポンとたたくように、頬の高い位置にのせます。ピンク系の色を選ぶと、春らしい明るい印象に。リップは、唇の色に近い柔らかいピンクのティントを使って、グロスを重ねています。
このナチュラルメイクを始めてから、不思議と姿勢が良くなりました。鏡を見る機会が増えたからかもしれません。そして何より、笑顔が増えたんです。友達から「最近、明るくなったね」って言われることも増えました。
メイクは、決して自分を偽るものではありません。その日の気分や、なりたい自分を表現する道具なんです。ナチュラルメイクを始めてから、私は少しずつ自信がついてきました。
クラスでも、メイクの話で盛り上がることが増えました。「そのリップの色、可愛いね」「このアイシャドウ、どこのブランド?」なんて会話が日常的になって、メイクを通じて友達の輪も広がっていきました。
今では、文化祭の実行委員にも立候補できるようになりました。人前で話すのも、以前ほど緊張しなくなってきています。これも、メイクを通じて得た自信のおかげかもしれません。
大切なのは、自分らしさを大切にすること。派手すぎないナチュラルメイクは、学校生活にもぴったりです。清潔感があって、でも自然な印象を保てる。それが私の目指すメイクスタイルです。
最近は、季節によってメイクを少しずつ変えています。春は明るいピンク、夏は透明感のあるコーラル、秋は落ち着いたテラコッタ、冬は上品なローズ…。その日の気分や服装に合わせて、少しずつ変化をつけるのも楽しいですよ。
メイクをする時間は、私にとって大切な自分時間です。鏡の前で向き合う15分間で、その日の自分をデザインする。それは単なる化粧ではなく、自分らしさを見つける大切な時間なんです。
もちろん、メイクだけで全てが変わるわけではありません。でも、メイクは確実に私に自信をくれました。「今日も頑張ろう」って思える原動力になっています。
これから初めてメイクにチャレンジする人にアドバイスするなら、まずは自分の好きなところを見つけることから始めてほしいです。そして、それを活かすメイクを探してみてください。
失敗を恐れる必要はありません。休日に思い切り試してみたり、友達とメイクの研究をしたり…。そうやって、自分に合うメイクを見つけていけばいいんです。
今の私は、毎朝のメイクタイムが大好きです。鏡の中の自分と向き合いながら、今日はどんな自分になろうかなって考えるのが楽しみ。それは、私にとって幸せな時間です。
メイクは、自分を表現する素敵な手段の一つ。ナチュラルメイクを通じて、私は自分らしく輝けるようになりました。これからも、メイクと一緒に成長していきたいと思います。
みなさんも、自分らしいメイクで、毎日をもっと楽しく過ごしてみませんか?きっと、新しい自分との出会いがあるはずです。
役職名:上辻 敏之
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