休日の朝って、なんであんなに静かなんだろう。
目覚ましをかけない土曜日の9時半、カーテンの隙間から差し込む光が妙に優しくて、あ、今日は何もしなくていい日だって体が理解する瞬間が好きだ。布団の中でぼんやりスマホを見て、SNSを開いて、また閉じて。誰かに会う予定もない。仕事のメールも来ない。こういう日こそ、私は洗面所に立って、引き出しの奥にしまってある小さなガラス瓶を取り出す。
ナチュラルコスメって、使い始めたきっかけは正直よく覚えてない。たぶん3年くらい前、友達が「肌が荒れなくなった」って言ってたのを聞いて、なんとなくネットで調べて、気づいたらカートに入れてた。最初に買ったのは、確かラベンダーの香りがするクリームだった。開けた瞬間、ああこれ、おばあちゃんちの匂いだって思ったのを覚えてる。懐かしいっていうより、ちょっと地味?みたいな。
でも使ってみたら、なんか違った。普通の化粧品って、塗った瞬間にピタッと肌に張り付くような感じがあるじゃん。それが悪いわけじゃないんだけど、自然派のやつは、じわじわ染み込んでいく感覚がある。時間がかかる分、自分の肌と向き合ってる気がするっていうか。
休日だから、メイクも最低限でいい。というか、メイクって言えるのかこれ。ホホバオイルを手のひらで温めて顔全体に伸ばして、それから軽くパウダーをはたく程度。口紅も、ティントじゃなくて色付きリップクリーム。鏡を見ても「完璧」って感じじゃないけど、それがいい。誰かに見せるための顔じゃなくて、自分が心地いいと思える顔。
そういえば去年の夏、友達と海に行ったとき、日焼け止めを忘れて大変なことになったんだよね。あのとき、近くのコンビニで買った真っ白なやつを顔に塗りたくって、写真見返したら完全に白塗りお化けで。今思い出しても恥ずかしい。それ以来、外出するときは必ず自然派の日焼け止めをポーチに入れるようになった。ちょっと高いけど、肌が赤くならないし、変な膜を張ったような感じもない。
休日の化粧って、平日とは全然違う意味を持ってる気がする。平日は「仕上げる」感覚。時間との戦いで、とにかく手早く、きれいに見えるように。でも休日は「整える」感覚。急がなくていいから、一つ一つの工程を丁寧にできる。化粧水を手に取って、顔に押し込むように馴染ませる時間。その間に、今日は何しようかなって考えたり、昨日見た映画のことを思い出したり。
最近気に入ってるのは、「グリーンメドウ」っていうブランドのフェイスオイル。小さな茶色い瓶に入ってて、スポイトで2、3滴取って使うタイプ。これがまた、香りがいいんだ。ローズマリーとかゼラニウムとか、いろんなハーブが混ざってる匂い。朝これを使うと、一日中ほのかに香りが残ってて、ふとした瞬間に「あ、いい匂い」って自分で思える。
自然派コスメを使うようになってから、肌が劇的に変わったかって言われると、正直そこまででもない。ニキビが全くできなくなったわけでもないし、毛穴が消えたわけでもない。ただ、肌が「落ち着いてる」感じはある。赤みが出にくくなったし、乾燥もマシになった。何より、鏡を見たときに「今日も頑張ろう」じゃなくて「今日はゆっくりしよう」って思えるのが、一番の変化かもしれない。
窓の外から、どこかの家の洗濯機の音が聞こえる。ああ、みんな休日を過ごしてるんだなって思う。私はまだパジャマのまま、顔だけ整えて、キッチンでコーヒーを淹れる。今日はこのまま、本を読むか、散歩に行くか、それとも何もしないか。
自然派の化粧をするっていうのは、結局のところ、自分に時間をかけるってことなのかもしれない。効率じゃなくて、丁寧さ。速さじゃなくて、心地よさ。そういうのを選べる休日が、私にはちょうどいい。
まあ、明日になったらまた普通のファンデーション塗って会社行くんだけどね。
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組織名:株式会社スタジオくまかけ / 執筆者名:上辻 敏之


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