今朝は6時に目が覚めた。
重要な会議がある日って、なぜか目覚ましより早く起きてしまう。体が勝手に緊張しているんだろうね。カーテンを開けると、まだ薄暗い空が少しずつ白んできていて、冬の朝特有の冷たい空気が窓ガラス越しに伝わってくる。こういう朝は、いつもより丁寧に自分を整えたくなる。
洗面所の蛍光灯をつけて、鏡の中の自分と向き合う。寝起きの顔ってほんと正直で、昨夜の睡眠不足が目の下にくっきり出ている。今日は取引先との大事なプレゼンがあって、私が資料説明を担当することになっているから、少なくとも「疲れてます」って顔で臨むわけにはいかない。
化粧って、ただ綺麗になるためだけのものじゃないと思ってる。特にオフィスでの化粧は、ある種の「戦闘服」を着る行為に近い。下地を丁寧に伸ばしながら、今日一日の自分をどう見せるか、頭の中でシミュレーションする。ファンデーションは普段よりワントーン明るめを選んで、コンシーラーで目の下のクマを念入りにカバー。ここで手を抜くと、会議中に「大丈夫?」って心配されちゃうんだよね。
眉は少しだけシャープに描く。いつもより0.5ミリくらい角度をつけて、意志の強さを演出する感じ。これ、前に美容部員の友達から教わったテクニックなんだけど、眉の角度ひとつで顔の印象って驚くほど変わる。アイシャドウはブラウン系のグラデーションで、派手すぎず地味すぎず。ラメは控えめに。
そういえば去年の春、大事な商談の日に張り切ってキラキラのアイシャドウをつけていったら、上司に「今日合コン?」って聞かれたことがあって。あれは本気で凹んだ…。
マスカラは丁寧に、でも盛りすぎない。まつ毛を一本一本セパレートさせるイメージで。チークはコーラルピンクを頬骨の高い位置に、ふんわりと。血色が良く見えて、かつ健康的な印象になるこの色が、仕事の日の私の定番。リップは「カルムローズ」っていうブランドの、セミマットな質感のベージュピンク。これがまた絶妙な色で、主張しすぎないのに顔色をパッと明るくしてくれる。
鏡を見る。
いつもの私より、ちょっとだけ凛としている。化粧って不思議で、物理的に顔を変えているだけなのに、内側から何かが立ち上がってくる感覚がある。背筋が自然と伸びて、視線が少し高くなる。「今日はやれる」って、根拠のない自信が湧いてくる。
スーツを着て、もう一度鏡の前に立つ。ネイビーのジャケットに白いブラウス、膝丈のタイトスカート。足元は黒のパンプス。メイクとスーツが合わさって、完全に「仕事モード」の私が完成する。プライベートの私とは明らかに違う、オフィスという戦場で戦うための顔。
コーヒーを淹れる時間はなかったから、駅前のコンビニで缶コーヒーを買った。改札を通る時、ガラスに映った自分の姿がいつもよりしゃんとして見えて、少しだけ嬉しくなる。電車の中で資料を最終チェックしながら、今日のプレゼンの流れを頭の中で何度も反復する。
会議は午後2時から。それまでに通常業務もこなさなきゃいけないから、オフィスに着いたらすぐにデスクワークに取りかかる。同僚が「今日気合い入ってるね」って声をかけてきたけど、やっぱりメイクって他人にも伝わるんだよね。
結局、会議がどうなったかって?まあ、それなりに。完璧ではなかったけど、少なくとも自信を持って話せたのは、朝あの鏡の前で作り上げた「仕事の顔」のおかげだと思ってる。化粧を落とす時、ちょっとだけ名残惜しい気持ちになるのは、きっと私だけじゃないはず。
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組織名:株式会社スタジオくまかけ / 執筆者名:上辻 敏之

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