鏡の前のコスメと、まだ見ぬ誰かへの期待

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夜の七時、洗面所の蛍光灯がやけに白い。

パーティーの招待状がスマホに届いたのは三日前で、正直そのときは「行かなくてもいいかな」って思ってた。友達の友達が主催するやつで、知ってる顔は二人くらいしかいないって聞いてたから。でも結局、クローゼットの奥からワンピースを引っ張り出して、アイロンまでかけて、こうして鏡の前に座ってる自分がいる。人間って不思議だよね。

化粧ポーチの中身を全部洗面台に広げると、使いかけのリップが五本も出てきて笑った。どれも微妙に違う色で、どれも「これだ!」って思って買ったはずなのに、結局いつも同じやつばかり使ってる。今日はちょっと冒険しようかなと思って、去年のクリスマスに買った濃いめのボルドーを手に取った。テスターで試したときはすごく素敵に見えたのに、家で塗ってみたら「誰これ」ってなって一回しか使ってないやつ。でも今日はなんとなく、これがいい気がする。

ファンデーションを塗りながら、中学のときの学芸会を思い出してた。なんでだろう。たぶん、鏡の前で誰かになろうとしてる感覚が似てるからかもしれない。あのときは白雪姫の継母役で、真っ赤な口紅を塗らされて、自分じゃない誰かを演じた。今日の自分も、ちょっとだけ普段と違う誰かになろうとしてるのかも。

パーティーで誰に会えるかなんて分からない。期待してるわけじゃないけど、期待してないわけでもない。曖昧な気持ち。アイシャドウのパレットを開けて、ゴールドとブラウンを重ねる。光の加減で色が変わるやつ。「ルミエール・ドゥ・ソワレ」っていう名前がついてて、なんかフランス語っぽくてかっこいいなと思って買った。実際フランス語なのかどうかは知らないけど。

鏡の中の自分と目が合う。

アイラインを引く手が少し震えてて、ああ緊張してるんだなって気づく。何に緊張してるのかは自分でもよく分からないけど、たぶん、知らない人たちの輪の中に入っていくことへの不安と、もしかしたら面白いことが起きるかもしれないっていう期待が混ざってる。マスカラを二度塗りして、まつげが少し重くなる。瞬きするたびに視界の端で影が揺れる感じ、嫌いじゃない。

チークは薄めに。濃くすると子供っぽくなるから。頬骨のあたりにふわっと乗せて、指でぼかす。鏡の向こうの自分が、少しずつ「今日の自分」になっていく。このプロセスが好きなんだと思う。変身とまではいかないけど、ちょっとだけ気持ちを切り替えるスイッチみたいなもの。

そういえば去年、似たようなパーティーに行ったときは誰とも話せなくて、ずっとスマホいじってた。あれは失敗だったな。今日はせめて、三人くらいとは会話したい。天気の話でもいいから。

リップを塗る。ボルドー、思ったより悪くない。むしろ今日の服に合ってる気がする。ティッシュで軽く押さえて、もう一度塗り重ねる。唇の輪郭がはっきりして、顔全体が引き締まって見える。コスメの力ってすごい。

洗面所の窓から、外の街灯が見える。もう暗くなってて、どこかで車のクラクションが鳴ってる。パーティーは八時スタートだから、そろそろ出ないと遅刻する。でもあと五分だけ、この鏡の前にいたい気がする。完成した顔を眺めながら、今日会う誰かのことを想像する。どんな人がいるんだろう。どんな話をするんだろう。

期待しすぎるとがっかりするから、ほどほどにしておこう…なんて思いながら、結局ちょっとだけ期待してる自分がいる。

コスメを片付けて、ポーチのファスナーを閉める。小さな金属音。さて、行くか。
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組織名:株式会社スタジオくまかけ / 執筆者名:上辻 敏之

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